フィリピンのプチ移住ガイド【2026年10月版】ビザ・部屋探し・格安航空券・スマホ・海外旅行保険|50代の1〜3か月滞在

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【2026年10月版】 本記事は2026年9月29日時点で確認できる公式情報(フィリピン入国管理局(BI)・在日フィリピン大使館・フィリピン退職庁(PRA)・外務省など)をもとにしています。対象は、日本国籍で、ICチップ付きの日本のパスポートを持つ方です。ビザの延長手数料や入国手続きは予告なく変わることがあるため、渡航・申請前に必ず公式情報をご確認ください。

「英語を使って暮らしてみたい」「暖かい国で、物価を抑えて1〜3か月過ごしたい」──そんな50代のプチ移住で候補に挙がるのがフィリピンです。日本から直行便で約4〜5時間。英語が公用語のひとつで、セブ島などの語学学校には社会人や50代の留学生も集まります。

日本のパスポートを持つ方は、ビザなしで30日間滞在できます。入国管理局で延長手続きを行えば、滞在期間を2か月、3か月と延ばせるのが特徴です。一方で、「帰りの航空券」のチェックやSIMの登録制度など、フィリピンならではの注意点もあります。

この記事では、50代の海外移住とノマドビザ【2026年9月最新】の中から「フィリピン」を深掘りし、ビザ・入国手続き・部屋探し・航空券・スマホ・保険・生活費までを50代目線で整理します。

この記事の要点

  • ビザなしは30日、延長で59日。 入国管理局(BI)で29日の延長ができ、その後も延長を重ねれば最長36か月まで滞在できます(59日を超えるとACR I-Cardが必要)。
  • 入国前に無料のeTravelへ登録。 到着の72時間前から公式サイトで登録できます。入国時には、出国用航空券の提示も求められます。
  • ノマドビザは事実上まだ使えない。 2025年4月に大統領令で創設されたものの、2026年9月時点で施行規則が未公表で、日本国籍者は相互主義の点からも利用が難しい状況です。
  • 50代の長期滞在ならSRRV(Classic)。 2025年の見直しで40歳以上が対象になり、50歳以上は年金ありで預託金1万5,000ドル(約240万円)、年金なしで3万ドル(約480万円)が目安です。
  • 部屋はマニラならマカティ・BGC、セブならITパーク周辺やマクタン島。 最初の1〜2週間はホテルやサービスアパートメントで過ごし、現地で内見してから月単位の部屋を決めるのが安全です。
マニラ首都圏マカティの高層ビル群を背景に、街歩きを楽しむパスポートおっさん

結論:滞在日数別・フィリピンのビザ早見表

まず、滞在期間ごとに適した方法を確認しましょう。円換算は1ペソ≒約2.6円(2026年9月1日の欧州中央銀行(ECB)参照レートをもとにした概算)、1ドル≒160円で計算しています。

滞在したい期間 おすすめの方法 事前の手続き ポイント
〜30日 ビザなし(査証免除) eTravelの登録のみ(無料) 出国用の航空券が必要
31〜59日 ビザなし+29日延長 入国後にBIで延長を申請(オンライン申請も可) 公式の手数料内訳の合計は3,030ペソ(約7,800円)
31〜59日(日本で準備) 観光ビザ(9a) 渡航前にe-Visaで申請 延長の手間を減らしたい人向け
2〜6か月 延長を重ねる 59日を超える延長時にACR I-Cardを取得 6か月を超えると出国前にECCが必要
語学留学 上記+SSP(特別就学許可) 語学学校の案内に沿って申請 語学学校で学ぶ場合に必要
年単位(40歳以上) SRRV(Classic) フィリピン退職庁(PRA)に申請 50歳以上・年金ありで預託金1.5万ドル〜

ポイント: ビザなし、または観光ビザによる滞在は、観光や短期商用を目的とするものです。フィリピン国内で報酬を得る仕事はできません。また外務省は、延長手続きをせずに滞在期限を過ぎると、出国前に入国管理局で罰金を払う必要があるほか、身柄を拘束される可能性もあると注意喚起しています。延長の期限切れには特に注意しましょう。

フィリピンのビザの種類

ビザなし(査証免除):30日+延長で59日

日本国籍者は、観光や商用などを目的とする30日以内の滞在であれば、ビザは不要です(2026年9月時点)。滞在日数は到着日から数えます。

  • パスポート: 在日フィリピン大使館は「滞在予定期間+6か月以上」の残存期間を求めています。日本国籍者には、残存期間が6か月未満でも入国できる扱いがあるとされています。ただし、外務省は6か月以上の残存期間を確保するよう強く推奨しています。
  • 出国用の航空券: 帰国便または第三国行きの航空券が必要。日本でのチェックイン時に確認されることも。
  • eTravel: 入国前の登録が必要です(次の「入国前の手続き」で解説)。

30日を超えて滞在したい場合は、入国管理局(BI)で29日の延長(合計59日)を申請できます。BI公式サイトに記載された手数料の内訳(ビザ・ウェーバー500ペソ、申請料1,000ペソ、証明料500ペソ、法律調査費30ペソ、エクスプレス料1,000ペソ)を合計すると3,030ペソ(約7,800円)です。マニラの本局や各地の入国管理事務所のほか、BIのe-Services(オンライン)でも申請できます。

その後も延長を重ねれば、ビザ免除国の国籍者は最長36か月まで滞在できます。ただし59日を超えるとACR I-Card(外国人登録証)が必要になり、6か月を超えると出国前にECC(出国許可証)の取得が求められます。延長の手数料は期間によって変わるため、BIの公式サイトで確認しましょう。

観光ビザ(9a):日本で取得してから入国する方法

在日フィリピン大使館によると、30日を超えて滞在したい人は、現地で延長する代わりに渡航前に一時訪問者ビザ(9a)を申請することもできます。申請は原則としてe-Visa(evisa.gov.ph)で行います。

項目 観光ビザ(9a)の目安(2026年9月時点)
種類 シングルエントリー、6か月マルチプル、1年マルチプル
審査期間 シングル7〜12営業日、マルチプル15〜21営業日が目安
申請料 大使館の料金表(ビザ免除国の国籍者)ではシングル4,500円、6か月マルチプル9,000円、1年マルチプル13,500円
主な書類 パスポート、写真、日本での居住証明、航空券・ホテルの予約、資金や職業の証明など
申請時期 渡航の3週間以上前

実際の支払額や許可される滞在日数は、申請画面や入国スタンプで確認してください。

50代へのアドバイス: ビザなし+現地延長でも59日は滞在できます。9aは「現地の入国管理局に行く回数を減らしたい」人向けです。どちらの場合も、延長の期限はカレンダーで管理しましょう。

ノマドビザ:制度はあるが、日本人は事実上利用が難しい

フィリピンでは2025年4月、大統領令(第86号)でデジタルノマドビザが創設されました。しかし2026年9月時点で施行規則が未公表で、申請の受付も確認できません。

さらに、対象者には相互主義の条件が設けられています。フィリピン人に同等のノマドビザを認める国の国籍者が対象(相互主義)とされ、日本にはフィリピン国籍者が使える同様の制度がないため、日本国籍者は事実上利用が難しい状況です。

当面は、ビザなし(延長)やSRRVなど既存の制度で滞在を組み立てることになります。

50代向けのリタイアメントビザ:SRRV(Classic)

40代・50代以降の長期滞在で有力な選択肢となるのが、フィリピン退職庁(PRA)が運営するSRRV(特別居住退職者ビザ)です。2025年の見直し(PRAの資料は2025年8月発行)で、SRRV Classicの対象が40歳以上に広がりました。

項目 SRRV Classicの主な条件(2026年9月時点)
年齢 40歳以上
預託金(50歳以上) 年金あり:1万5,000ドル(約240万円)/年金なし:3万ドル(約480万円)
預託金(40〜49歳) 年金あり:2万5,000ドル(約400万円)/年金なし:5万ドル(約800万円)
申請料 主申請者1,500ドル(約24万円)、帯同家族1人300ドル
年会費 主申請者360ドル(約5.8万円)など

「年金あり」の扱いには一定額以上の年金の受給証明が必要で(PRAの資料では単身で月800ドル以上が目安)、預託金はPRAが指定する銀行に預け入れます。必要書類や手続きは変更が多いため、PRAの公式情報で確認しましょう。50代で「まず数か月住んでみたい」段階なら、ビザなし+延長で暮らしを試し、住む街が決まってからSRRVを検討するのが現実的です。

50代の「語学留学」という選択肢(SSP)

フィリピンは、セブ島・バギオ・クラークなどの英語学校への「語学留学」でも人気です。マンツーマン授業が中心の学校が多く、社会人や50代の受講者もいます。

ただし、語学学校で学ぶ場合は、滞在の延長とは別にSSP(Special Study Permit/特別就学許可)が必要です。BI公式サイトでは、手数料の合計が5,240ペソ(約1万3,500円)、別途ACR I-Card代50ドル(約8,000円)とされています。手続きは学校が案内・代行することが多いので、入学前に費用と流れを学校に確認しましょう。

渡航前に英語でのやり取りに慣れておきたい方は、オンライン英会話を活用する方法もあります。

レアジョブ英会話

フィリピン人講師とのオンライン英会話で、渡航前に英語に耳と口を慣らしておきたい人向け。部屋探しや入国管理局での手続きなど、現地で英語を使う場面の予習にも役立ちます。

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入国前の手続き

フィリピンに空路で入国する外国人は、eTravelの事前登録が必要です。

  • 公式サイト: etravel.gov.ph(登録は無料)
  • 登録時期: 到着の72時間(3日)前から
  • 登録後: QRコードが表示されるので、スクリーンショットを撮るか端末に保存し、航空会社や入国審査で提示できるようにしておく。

偽サイトに注意: eTravelの公式サイトは「登録・更新は完全に無料で、オンライン決済は一切求めない」と明記しています。フィリピン入国管理局も、登録料として数千ペソを請求する偽サイトへの注意を呼びかけています。URLがetravel.gov.phであることを必ず確認してください。

また、滞在期間が3か月未満の場合は、外務省の「たびレジ」に登録しましょう。3か月以上滞在する場合は、在フィリピン日本国大使館へ「在留届」を提出します。

1〜3か月住む部屋の探し方

部屋のタイプ

  • ホテルの長期滞在プラン: 最初の1〜2週間向け。内見の拠点にする。
  • サービスアパートメント: 家具・家電・清掃つきで、1か月単位で借りやすい。
  • コンドミニアム(コンド): プール・ジム・警備つきの高層住宅。長期契約が基本だが、オーナーによっては月単位で貸す物件もある。

日本人・ノマドに人気のエリア

エリア 特徴 注意点
マカティ(マニラ首都圏) ビジネスの中心地。日本食店や日本人向けの店が多い 渋滞が激しい。繁華街ではスリや強盗に注意
BGC(タギッグ市) 計画都市で歩きやすく、カフェやモールが充実 家賃は首都圏でも高め
セブ市(ITパーク・ラホグ周辺) カフェやコワーキング、コンドが集まり、語学学校も多い 渋滞が多く、雨季には道路が冠水することもある
マクタン島(ラプラプ市) 空港に近く、リゾートと語学学校が多い 市街地への移動に時間がかかる
クラーク(パンパンガ州) 国際空港がある落ち着いた街 車での移動が中心で、都市としての利便性はマニラやセブに及ばない

家賃の目安は、Numbeoの投稿データ(2026年9月閲覧)でマニラの1ベッドルームが中心部で約8.5万円、郊外で約4.4万円。長期契約の相場が中心で、短期契約やサービスアパートメントは割高になるのが一般的です。

契約と治安のポイント

  • 長期契約では、前家賃と保証金(数か月分)をまとめて求められるのが一般的です。
  • 電気代が家賃込みか別払いかを確認する(エアコンを多用すると電気代が上がる)。
  • コンドは建物の管理規約で短期貸しが制限されている場合がある。管理規約上、短期賃貸が認められている物件かを確認する。
  • 外務省の危険情報では、マニラ首都圏・セブ州・クラークはレベル1(十分注意してください)、ミンダナオ地方の一部の州はレベル3(渡航は止めてください)です(2026年9月時点)。
  • 外務省は、マニラ首都圏で発生する強盗や睡眠薬強盗について注意を呼びかけています。見知らぬ人からの飲食物は受け取らず、夜間は配車アプリで移動しましょう。

最初の滞在先を探す際は、ホテル予約サイトで立地や長期割引を比較すると便利です。

Agoda(アゴダ)

マニラやセブで最初の1〜4週間の宿を探すならこちら。マカティやBGC、ITパーク周辺のサービスアパートメントやコンドミニアム型の宿を比べやすく、週単位・月単位の長期割引がある宿も見つかります。

Agodaで宿泊先を探す

セブのカフェ兼コワーキングスペースで、ノートパソコンを開いて仕事をするパスポートおっさん

日本からの格安航空券

日本からはマニラとセブ(マクタン)に直行便があり、飛行時間は約4〜5時間です。

  • マニラ行き: 羽田からは、フィリピン航空、日本航空(JAL)、全日空(ANA)が運航しています。成田からは、これら3社に加え、セブパシフィック航空、ZIPAIR、ジェットスター・ジャパンなども運航しています。関西・中部・福岡からは、フィリピン航空やセブパシフィック航空などが利用できます。
  • セブ行き: 成田・関西(フィリピン航空、セブパシフィック航空など)。中部からはセブパシフィック航空が2026年11月19日に直行便を就航予定です。羽田・福岡からは、マニラなどでの乗り継ぎが基本です。

就航路線や便数は季節により変動します。最新の運航状況は、各航空会社の公式サイトで確認してください。

安い時期・高い時期

  • 高い時期: 日本のゴールデンウィーク、お盆、年末年始。フィリピン側では、聖週間(ホーリーウィーク、例年3〜4月)や、長いクリスマスシーズン(12月〜1月上旬)の帰省・旅行需要
  • 狙い目: 大型連休を外した時期。6〜11月ごろは雨季・台風シーズンで、安い便がある一方、欠航や遅延のリスクも

ビザなしで入国する場合は、出国用の航空券が必要です。延長を前提にするなら、30日以内の日付で日付を変更できる運賃を買っておき、延長が認められてから変更する段取りが現実的です。

また、日本出国時にかかる出国税(国際観光旅客税)は2026年7月から3,000円になっています。航空券代に含まれて徴収されるのが一般的です。

スマホ・ネット(ahamo+現地SIM)

1〜3か月のプチ移住なら、最初の2週間はahamo、生活が落ち着いたら現地SIMという組み合わせが基本です。

到着直後はahamoでそのまま使う

ahamo(NTTドコモ)は、月額2,970円(税込)で30GBを利用できます。海外91の国・地域でも、月30GBまで追加料金なしでデータ通信が可能です。フィリピンも対象国・地域に含まれていると案内されています(2026年9月時点・公式サイトで確認)。

ただし、海外での利用が15日を超えると速度制限がかかります。到着直後の地図や配車アプリ、部屋探しの連絡には十分ですが、長く住むなら現地SIMへの切り替えが必要です。ahamoは滞在中も解約せず、日本の電話番号を維持しておくと、銀行やカード会社のSMS認証を受け取れて安心です。

生活が落ち着いたら現地SIM(Globe・Smart・DITO)

フィリピンの主な携帯キャリアはGlobe、Smart、DITOの3社です。いずれもプリペイドのSIMやeSIMがあります。

  • Globe: 旅行者向けの「Prepaid Traveler eSIM」は、公式サイトによると30日・80GB・国内通話とSMS無制限で1,750ペソ(約4,500円)が目安。GlobeOneアプリから渡航前に購入できます。
  • Smart・DITO: Smartも旅行者向けのSIM・eSIMを販売。後発のDITOは都市部を中心にエリアを広げています。
  • 購入場所: マニラのニノイ・アキノ国際空港(NAIA)の到着エリアにあるキャリアのカウンターや、市内のモールの公式ショップ。空港のプランは割高なことがあります。
  • チャージ(ロード): コンビニや各社のアプリで追加できます。

SIM登録法に注意: フィリピンではSIMの登録が義務で、外国人旅行者はパスポート、滞在先の住所、帰りの航空券などの情報で登録します。旅行者として登録したSIMは30日で利用できなくなるとされ、延長にはビザ延長の許可を示す手続きが必要とされています。購入時に、販売店または通信事業者へ必要な手続きを確認しましょう。

海外旅行保険と医療

クレジットカード付帯の海外旅行保険は、多くが出発から最長90日までで、航空券などをカードで支払うことが条件の「利用付帯」も少なくありません。90日を超える滞在なら、出発前に長期滞在向けの保険に加入しておきましょう。

外務省の「世界の医療事情」(2024年10月更新)によると、フィリピンでは受診時に診療費の前払いや支払能力の提示を求められます。現金・クレジットカード・保険の書類を持って受診しましょう。同ページには、次の病院について、日本語対応のヘルプデスクなどがあると記載されています。ただし、通訳などが別料金となる場合があります。

  • マニラ首都圏: マカティ・メディカルセンター(マカティ市)、セントルークス・メディカルセンター(タギッグ市)、アジアン・ホスピタル・アンド・メディカルセンター(モンテンルパ市)など
  • セブ: セブ・ドクターズ大学病院(セブ市)、チョンワ病院マンダウエ(マンダウエ市)など

体制は変わるため事前に確認しましょう。同ページはデング熱や狂犬病にも注意を呼びかけています。

日本の国民健康保険に加入したまま渡航した場合は、「海外療養費」の制度で、現地で払った医療費の一部を帰国後に請求できます。ただしいったん全額を自己負担する後払いで、支給額は日本の基準額までです。海外転出届を出すと国民健康保険の対象外になる点にも注意しましょう。

90日以内の滞在では、クレジットカード付帯の海外旅行保険も選択肢になります。

エポスカード

年会費無料で、90日以内のフィリピン滞在に海外旅行傷害保険を備えたい人向け。利用付帯のため、出発前に航空券などをカードで支払う条件を公式サイトで確認してください。

エポスカードの申し込みを見る

50代へのアドバイス: 持病がある人は、英文の診断書や処方薬の英語名を準備しておくと安心です。前払いに備え、カードの利用限度額にも余裕を持たせましょう。

生活費を東京と比較(Numbeo)

世界各地の生活費データを掲載するNumbeoを使い、東京とマニラを比較しました。以下の金額は円換算です。

項目 東京 マニラ
単身者の1か月の生活費(家賃を除く) 約139,700円 約94,400円
1ベッドルームの家賃(中心部) 約198,100円 約85,300円
1ベッドルームの家賃(郊外) 約107,100円 約44,500円
安い食堂での1食 約1,200円 約900円
公共交通の月間パス 約10,000円 約2,000円
  • 物価(家賃を除く)は東京より33.7%低い。
  • 家賃は東京より41.1%低い。
  • 外食は東京より31.0%低い。
  • 東京で月74万円(家賃込み)に相当する生活水準を保つには、マニラでは月約47万3,800円が必要。

出典:Numbeo(東京とマニラの比較、2026年9月29日時点のユーザー投稿データ)。数値は利用者の投稿にもとづく目安です。

50代の1人暮らしなら、家賃を除く生活費(約9.4万円)に郊外の1ベッドルームの家賃(約4.4万円)を加えると、月14万円前後がひとつの目安です。中心部に住む場合は、月18万円前後を見込んでおきましょう。短期契約は割高で、日本食中心だと出費も増えるため、予算には余裕を持たせておくと安心です。

カラフルなジープニーが行き交うマニラの通りで、配車アプリを確認するパスポートおっさん

よくある質問(FAQ)

Q1. フィリピンにはビザなしで何日滞在できますか?

A. 日本のパスポートなら、観光や商用などの目的でビザなしで30日(到着日から起算)滞在できます。入国には出国用の航空券とeTravelの登録が必要です(2026年9月時点)。

Q2. 30日を超えて滞在するにはどうすればいいですか?

A. 入国後に入国管理局(BI)で29日の延長を申請すれば合計59日まで滞在でき、その後も延長を重ねられます。日本でe-Visaの観光ビザ(9a)を取る方法もあります。

Q3. eTravelはいつ、どこで登録しますか?

A. 公式サイト(etravel.gov.ph)で、到着の72時間前から無料で登録できます。登録料を請求する偽サイトがあるため、URLを必ず確認しましょう。

Q4. フィリピンのデジタルノマドビザは日本人も取れますか?

A. 2025年4月に創設されたものの、2026年9月時点で施行規則が未公表です。相互主義の条件もあり、日本国籍者は事実上利用が難しい状況です。

Q5. 50代でSRRVを取るにはいくら必要ですか?

A. SRRV Classicの場合、50歳以上なら預託金は年金ありで1万5,000ドル(約240万円)、年金なしで3万ドル(約480万円)が目安です。別途、申請料1,500ドルや年会費がかかります。

Q6. 語学学校に通う場合、特別な許可は必要ですか?

A. はい。語学学校で学ぶには、滞在の延長とは別にSSP(特別就学許可)が必要です。手続きは学校が案内・代行することが多いので、入学前に費用と流れを確認しましょう。

さいごに

フィリピンは、ビザなし30日+現地での延長で滞在を少しずつ延ばせる、柔軟なプチ移住先です。英語が通じやすく、語学留学と組み合わせて「学びながら暮らす」という50代ならではの過ごし方もできます。

まずはビザなしで入国し、マニラとセブなど2つの街を比べてみるのがおすすめです。延長の期限と治安に気を配りつつ、長く住みたいと思った段階で、SRRVを検討するとよいでしょう。ビザなしで長く滞在できる国と比べたい人は、マレーシアのプチ移住ガイドやタイのプチ移住ガイドもあわせて読んでみてください。

参考資料(政府・公的機関の公式情報)

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